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专利摘要:
公开号:WO1992000826A1 申请号:PCT/JP1991/000823 申请日:1991-06-19 公开日:1992-01-23 发明作者:Kunihiro Takahara 申请人:Sodick Co., Ltd.; IPC主号:B23H7-00
专利说明:
[0001] 明 細 書 パルス発生方法およびその装置 [技術分野 ] [0002] 本発明は、 放電加工機、 電解加工機等の電気加工のパルス 電源装置における電気加工用パルスを発生する装置に関する ものである。 [0003] [従来の技術 ] [0004] 従来の電気加工のパルス電源装置では、 電気加工用パルス のオ ン時間 と オフ時間 と を予め設定し、 こ の設定に基づい て、 パルス発生装置が電気加工用パルスを連続的に発生する よ う に している。 [0005] 第 1 0図 ( 1 ) は、 従来のパルス発生装置の基本形を示す 回路図である。 [0006] こ の基本形のパルス発生装置 1 0 0 において、 カ ウ ンタ 1 0 1 がオン時間用クロ ッ ク信号をカ ウ ン ト し、 このカ ウ ン ト値とオン時間デ一夕 (オン時間の長さを指定するデータ) とが比較器 1 0 2 で比較され、 両者が一致したと きに、 比 器 1 0 2 が一致信号を出力する。 この一致信号は R S フ リ 、ソ プフロ ッ プ 1 0 5の リ セ ッ 卜信号と して使用される。 一方、 カ ウ ン夕 1 0 3がオフ時間用クロ ッ ク信号をカ ウ ン ト し、 こ のカ ウ ン ト値とオフ時間データ (オフ時間の長さを指定する データ) とが比較器 1 0 4で比較され、 両者が一致したと き に、 比較器 1 0 4が一致信号を出力する。 この一致信号は R S フ リ ッ プフロ ップ 1 0 5 のセ ヅ 卜信号と して使用される。 ま た、 フ リ ッ プフ ロ ッ プ 1 0 5 の出力パルス力 カ ウ ン タ 1 0 1 のイネ一ブル信号と して使用され、 フ リ ッ プフロ ップ 1 0 5の出力パルスがイ ンバ一タ 1 0 6で反転されたもの力 s カ ウ ンタ 1 0 3のイネ一ブル信号と して使用される。 [0007] したがって、 オフ時間データで指定された時間が経過した と きに、 オフ時間用カ ウ ンタ 1 0 3がカ ウ ン トを停止し、 ォ ン時間用カ ウ ンタ 1 0 1 がカ ウ ン トを開始し、 R S フ リ ヅブ フロ ップ 1 0 5の出力パルスがオンし、 オン時間データで指 定された時間が経過したと きに、 オン時間用カ ウ ンタ 1 0 1 がカ ウ ン トを停止しオフ時間用カ ウ ンタ 1 0 3がカ ウ ン トを 開始し、 R S フ リ ッ プフ ロ ッ プ 1 0 5 の出力パルスがオフ し、 この動作を繰り返す。 このよう にして、 フ リ ッ プフ ロ ッ プ 1 0 5 の出力信号がパルス発生装置 1 0 0 の出力パルス と なる。 [0008] 第 1 0図 ( 2 ) は、 上記パルス発生装置を放電加工機に応 用 した従来例を示す回路図である。 [0009] なお、 上記した部材と同一の部材については、 同一符号を 付し、 その説明を省略する。 以下も同様とする。 [0010] パルス発生装置 2 0 0 は、 パルス発生装置 1 0 0 を使用 し、 そのオン時間用クロ ッ ク信号を分周器 1 1 1 で作り 、 そ のオフ時間用クロ ッ ク信号を分周器 1 1 2 で作 り 、 オン時間 の初期値、 オフ時間の初期値を C P Uが出力する。 また、 分 周器 1 1 1 、 1 1 2 は、 ワーク Wと電極 E とで形成される極 間 Gからの検出情報 (極間電圧信号) に基づいて、 クロ ッ ク を分周する ものであ り 、 その分周されたクロ ッ クに応じてォ ン時間、 オフ時間を制御する。 [0011] 第 1 0図 ( 3 ) は、 上記パルス発生装置において、 オフ時 間のみ、 その長さを制御する従来例を示す回路図である。 [0012] こ のパルス発生装置 3 0 0 は、 C P U と比較器 1 0 2 、 1 0 4 と の間 に、 R O M 3 0 1 、 3 0 2 を有 し 、 R O M 3 0 1 は、 オン時間の初期値に応じて比較器 1 0 2 に送るォ ン時間の長さ情報を選択するものであ り、 R 0 M 3 0 2 は、 オフ時間の初期値に応じて比較器 1 0 4に送るオフ時間の長 さ情報を選択するものであ り 、 分周器 3 0 3 は、 検出情報に 応じてクロ ッ クを分周し、 その分周したクロ ッ クをオフ用力 ゥ ン夕 1 0 3 に送る ものである。 [0013] 第 1 0図 ( 2 ) 、 ( 3 ) に示す従来のパルス発生装置にお いては、 オン時間、 オフ時間の各初期値と カ ウ ンタ 1 0 1 、 1 ◦ 3 の出力と に応じて、 比較器 1 0 2 、 1 0 4が所定時間 出力し、 これらの出力に応じてフ リ ップフロ ッ プ 1 0 5が所 望のパルス幅を有するパルスを出力する。 [0014] しかし、 上記従来例においては、 評価、 分析の対象と して どの情報を選択する力ゝ (検出情報と してどの情報を選択する 力 、 選択された検出情報をどのよ う に評価、 分析するか ( 加工状態をどのよ う に診断するか、 その診断結果に基づいて オン時間、 オフ時間の各長さ情報をどのよ う に出力するか) と いう指定を行なう必要があるが、 この指定を、 専用化され た回路上で実現している。 [0015] また、 電気加工法の種類が異なればハー ド ウ ユアの構成が 異な り、 1 つの I Cが収容できるハー ドウ ェアの量に制限が あるので、 全ての電気加工法または多数の電気加工法に対応 できる I Cを作成するこ とができず、 複数の電気加工法につ いてハー ドゥ エァ'を共通化するこ とは困難である と いう問題 がある。 [0016] 一方、 荒加工と仕上加工とを行なう場合、 電極と ワーク と で形成されるギヤプの電圧の良否を判断する検出基準は、 荒 加工と仕上加工とで異ならせるこ とが本来は望ま しい。 しか し、 従来はハー ドウ ユアの構成を可能な限 り共通化する方針 から、 荒加工.、 仕上加工用の各ハー ドウ ユア構成を共通化し てお り、 このよ う にする と、 パルスのオン時間とオフ時間と の長さ情報を、 加工条件に応じて選択、 出力する こ と に制約 がある という問題がある。 [0017] さ らに、 放電加工する場合、 たとえば銅—チタ ン加工にお けるアーク電圧は通常 1 0 〜 1 5 Vであ り 、 銅一鉄加工にお けるアーク電圧は通常 2 0 〜 2 5 Vであ り 、 銅一チタ ン加工 用のパルス制御方法を銅一鉄加工に採用する と、 正常な加工 までが異常放電である と診断され、 パルスの制御が働きすぎ て、 オフ時間の長さを必要以上に減少させるので、 加工が進 行しない。 つま り 、 電極材料、 ワーク材料の組合せによ つ て、 異常を判断する基準が異な り、 このよ う に判断基準が異 なるこ とによって、 異常放電状態を適切に判断するこ とがで きない場合がある という問題がある。 また、 銅一鉄加工、 銅タ ングステ ン—鉄加工においては、 噴流を伴う抜き加—ェと、 底付加工とでは、 τ w (極間に電圧 が印加されているが、 放電しない時間) の長さが異なる。 つ ま り 、 底付加工においては、 て w が短いと、 異常放電が発生 した り 、 チッ プが溜るので、 消イオンできない状態にあ り 、 加工が進行しない。 一方、 抜き加工においては、 液処理が良 好であるために、 て w を短く しても、 問題がない。 したがつ て、 て w の時間を検出して、 パルスのオン時間、 オフ時間を 制御する場合、 抜き加工用の制御方法を常に採用する と、 底 付加工において、 異常放電が発生し易いと いう問題があ り 、 逆に、 底付加工用の制御方法を常に採用する と、 抜き加工に おいて制御が働きすぎて加工が進行しない と いう 問題があ なお、 上記各問題は、 パルスのオン時間とオフ時間との長 さ情報について生じる と 同様に、 パルスの電流波高値 I Ρを 設定する場合等にも生じる。 [0018] 本発明は、 パルスのオ ン時間、 オフ時間、 パルスの電流波 高値の変化量に多く のき由度を持たせるこ とができ、 加工の 進行に従って検出情報の最適な評価、 分析を行なう こ とがで き、 また、 型彫放電加工、 ワイヤカ ッ ト放電加工、 電解加工 等の電気加工法の種類が異なってもパルス制御に関するハー ド ウ ヱァを共通化するこ とができ、 さ らに、 電極材料、 ヮ一 ク材料が変るこ と によって異常放電を判断する基準が異なつ ても、 その異常放電状態を適切に判断できる電気加工用パル スの発生装置を提供するこ とを目的とするものである。 [発明の開示] [0019] 本発明は、 オン時間の初期値とオフ時間の初期値と電流波 高値と に基づいてパルスを連続的に発生させるパルス発生方 法において、 加工要求を設定し、 この設定された加工要求に 応じたプログラムデータを出力し、 プログラムデータに基づ いて加工状態を診断し、 診断信号を出力し、 診断信号とプロ グラムデータ と に基づいて、 オン時間の長さ情報、 オフ時間 の長さ情報、 電流波高値の大きさ情報を制御し、 その情報に 基づいてパルスを発生する ものである。 [0020] したがって、 本発明によれば、 加工要求に応じたプログラ ムデ一夕を出力し、 プログラムデータに基づいて加工状態を 診断し、 診断信号を出力し、 診断信号とプログラムデータ と に基づいて、 オン時間の長さ情報、 オフ時間の長さ情報、 電 流波高値の大きさ情報を制御し、 その.情報に基づいてパルス を発生するので、 電気加工法の種類が異なってもパルス制御 に関するハー ドウ ヱァを共通化するこ とができ、 電極材料、 ワーク材料が変る こ とによって異常放電を判断する基準が異 なっても、 その異常放電状態を適切に判断できる。 [0021] [図面の簡単な説明 ] [0022] 第 1 図は、 本発明の一実施例を示すブロ ッ ク図である。 第 2 図は、 上記実施例における診断装置 2 0 とオン/オフ 時間演算手段 3 0 とを示す図である。 [0023] 第 3 図 ( 1 ) 〜 ( 4 ) は、 上記実施例におけるプログラム データ等の例を示す図である。 [0024] 第 4図 ( 1 ) 〜 ( 1 0 ) は、 上記実施例の要部をよ り具体 的に示す回路図である。 [0025] 第 5 図は、 上記実施例の動作を示すフ ローチ ャー ト であ 第 6図は、 上記実施例において、 放電加工を例にと って、 チェ ッ クパルスの発生、 検出停止信号の発生、 判断手段 2 5 内部で F信号と B信号とが発生する過程を示すタイ ムチヤ一 トである。 [0026] 第 7図は、 上記実施例において、 放電加工を例にと って、 オ ン時間制御用判断手段 5 0 の動作を示すタ イ ムチヤ一 卜 で ある。 [0027] 第 8図は、 上記実施例において、 オ ン オフ時間演算手段 3 0 におけるオ ン時間の制御例を示すタ イ ムチヤ一 ト であ る [0028] 第 9 図 ( 1 ) 、 ( 2 ) は、 第 2図に示したパルス幅変更制 御論理回路におけるデータ設定例を示す図表である。 [0029] 第 1 0図 ( 1 ) 〜 ( 3 ) は、 従来のパルス発生装置を示す 図である。 [0030] 第 1 1 図は、 第 1 図に示す実施例に、 電流波高値 I pをも 制御する こ とができる機能 付加した実施例を示すプロ ッ ク 図である。 [0031] 第 1 2 図 ( 1 ) 〜 ( 3 ) は、 電流波高値 I pを制御する こ と によって追加されたプロ グラムデータを示す図である。 第 1 3 図 ( 1 ) 、 ( 2 ) は、 それぞれ検出情報選択手段 2 1 i 、 チユ ッ クパルス発生手段 2 3 i の一例を示す回路図 であ り 、 第 1 3 図- ( 3 ) は、 電流波高値 I Pをも制御する実 施例におけるスィ ツ チング回路の一例を示す回路図である。 [0032] [発明を実施するための最良の形態] [0033] 第 1 図は、 本発明の一実施例を示すブロ ッ ク図である。 この実施例のパルス発生装置 2は、 放電加工機、 電解加工 等の電気加工用 と して使用され、 外部からのデータを記憶す る記憶手段 1 0 と、 極間の検出情報を評価し加工状態を診断 する診断装置 2 0 と、 診断の結果を基にパルス幅を変更制御 するパルス幅変更制御論理回路をプログラムデータによって 変更可能にするオ ン Zオフ時間演算手段 3 0 と 、 電気加工 用パルスを連続的に発生するパルス発生手段 4 0 と を有す る。 [0034] パルス発生装置 2 は、 C P U 1 (たと えば、 イ ンテル社製 の 8 7 C 1 9 6 K B ) からア ド レスとデータ と ライ 卜イネ一 ブルとを受け、 セ ンサ等から検出情報を受け、 その検出情報 に応じたパルス波形を出力するものである。 上記ア ド レス と そのデータ との具体例を、 第 3図に示してある。 そして、 ) ルス発生装置 2 は、 記憧手段 1 0 と、 診断装置 2 0 と、 オン Zオフ時間演算手段 3 0 と、 パルス発生手段 4 0 とを有し、 診断装置 2 0 は、 検出情報選択手段 2 1 と 、 閾値設定手段 2 2 と、 チユ ッ クパルス発生手段 2 3 と、 検出停止信号発生 手段 2 4 と、 判断手段 2 5 とを有している。 [0035] 記憶手段 1 0 は、 ライ ト イ ネーブル信号を受けたと きに、 C P U 1 から受けたオ ン時間初期値データ と、 オフ時間 f 期 値データ と、 プロ グラムデータ とを記憶する多数のレジスタ で構成されている。 [0036] 検出情報選択手段 2 1 は、 パルス発生装置 2 の外部から入 力された複数の検出情報の う ちの 1 つを選択する手段であ る。 なお、 上記検出情報は、 加工状態を示す情報である。 [0037] 閾値設定手段 2 2 は、 上記選択された検出情報に関する閾 値 (検出基準値) を設定し、 検出情報がその閾値以上である 場合を良 (または不良) とみなす評価信号を出力する と と も に、 選択された検出情報がその設定された閾値以上である場 合を加工中 (または加工中ではない) とみなす加工開始評価 信号を出力する手段である。 [0038] チェ ッ クパルス発生手段 2 3 は、 加工開始評価信号の立上 り (またはゲー ト信号の立上り ) から、 オン用チェ ッ クパル ス と オフ用チェ ッ クパルス と を発生する位置までのタイ ミ ン グを制御する手段であ り 、 加工状態のどの位置を検出するか を決めるオン用チェ ッ クパルス、 オフ用チェ ッ クパルスを発 生させる手段である。 [0039] 検出停止信号発生手段 2 4は、 ゲ一 卜信号の立上 りから、 設定時間だけ、 加工状態を検出する動作を停止させる検出停 止信号を出力する手段である。 [0040] 判断手段 2 5 は、 評価信号、 チェ ッ クパルス、 検出停止信 号に基づいて加工状態の診断結果を示す診断信号を、 オン時 間、 オフ時間毎に発生する手段である。 [0041] オ ン /オフ時間演算手段 3 0 は、 診断信号に基づいて、 ォ ン時間の長さ情報とオフ時間の萇さ情報とを出力する手段で ある。 [0042] パルス発生手段 4 0 は、 オン時間の長さ情報、 オフ時間の 長さ情報に応じて、 電気加工用パルスを連続的に発生する手 段である。 [0043] なお、 上記実施例では、 検出情報選択手段 2 1 において選 択される検出情報、 閾値設定手段 2 2 において設定される閾 値、 検出停止信号発生手段 2 4において設定される検出停止 時間、 チェ ッ クパルス発生手段 2 3 において設定されるチェ ッ クパルスの発生タイ ミ ング、 判断手段 2 5 における診断信 号、 オン Zオフ時間演算手段 3 0 によって出力されるオン時 間の長さ情報、 オフ時間の長さの情報の全てがプログラム可 能である。 [0044] 第 2 図は、 上記実施例における診断装置 2 0 、 オン Zオフ 時間演算手段 3 0 を示す図である。 [0045] 診断装置 2 0 は、 実際には、 1 つの診断制御論理回路であ るが、 本質的には、 第 2 図に示すよう に、 銅一鉄用診断制御 論理回路、 銅一チタ ン用診断制御論理回路、 銅タ ングステ ン 一鉄用診断制御論理回路等の複数の機能を有し、 プログラム データの設定によ って、 その中から 1 つの診断制御論理回路 の機能が選択されるものである。 また、 オン Zオフ時間演算 手段 3 0 も、 実際には、 1 つのパルス幅変更制御論理回路で あるが、 本質的には、 第 2 図に示すよ う に、 銅一鉄用パルス 幅変更制御論理回路、 銅一チタ ン用パルス幅変更制御論理回 路、 銅タ ングステ ン一鉄用パルス幅変更制御論理回路等の複 数の機能を有し、 プロ グラムデータの設定によ って、 その中 から 1 つのパルス幅変更制御論理回路の機能が選択されるも のである。 [0046] したがって、 パルス発生装置 2 は、 1 つの回路構成であ り ながら、 診断論理回路とパルス幅変更制御論理回路との組合 せを多数有するものであ り 、 その中から、 加工情報に応じた 最適な組合せを選択できる ものである。 [0047] 第 3 図 ( 1 ) は、 上記実施例においては、 C P U 1 から記 憶手段 1 0を介してオ ン Zオフ時間演算手段 3 0 に転送され るオン時間、 オフ時間の初期値データ とプログラムデータ と の例を示す図表である。 [0048] 上記 「プログラムデータ」 は、 加工情報に基づいて C P U がセ 、ソ 卜するデータである。 また、 上記 「加工情報」 は、 電 気加工法の種類、 ワークの材質、 電極の材質、 加工液の特 性、 液処理の状態、 作業者の要求等である。 「作業者の要 求」 は、 面粗度、 加工速度、 電極消耗率等である。 加工の進 行に従って、 それら加工情報が変化する場合には、 加工進行 に従って加工情報が変更されるよ う に作業者が予め指定して お く カ または加工進行中に加工情報を変更すればよい。 ォ ン時間、 オフ時間の初期値データは、 加工開始時または加工 進行中に作業者が任意に設定可能である と してもよ く 、 加工 情報に応じて設定されるプロ グラムデータの 1 つと して扱う よ う にしてもよい。 [0049] 第 3 図 ( 1 ) において、 プログラムデータのう ちで、 ア ド レス 0 0 H E X に対応するデータはオン時間の初期値であ り 、 この初期値を 1 6 ビッ トで定めてあり、 ア ド レス 0 2 HEX に 対応するデータはオフ時間の初期値であ り 、 こ の値も 1 6 ビ ッ 卜で定めてある。 [0050] 他のプログラムデータは、 パルス発生装置 2 が出力するパ ルスのオン時間の増加幅、 減少幅、 上限値、 下限値、 制御の 有無を設定するデータで構成されている。 たと えば、 ァ ド レ ス 0 8 HEX に対応するデータはオン時間の増加幅であ り 、 こ の增加幅を 1 6 ビッ トで定めてあ り、 ア ド レス 2 4 H E x に対 応するデータはオフ時間の増加幅であ り、 この増加幅も 1 6 ビヅ 卜で定めてある。 ア ド レス 5 E HEX に対応する 1 ビッ ト のデータは、 オン時間制御の有無を設定するデータであり 、 その ビッ 卜を 「 0」 にセ ッ トする と、 各オン時間制御を実行 する よ う にセ ッ ト され、 その ビ ッ ト を 「 1 」 にセ ッ ト する と、 オン時間制御を実行しないよ う に設定される。 他のプロ グラムデータについても上記と同様に設定される。 [0051] 第 3図 ( 2 ) は、 オ ン時間、 オフ時間をそれぞれ、 初期値 どお り に動作した場合に、 パルス発生部 4 0が出力するパル ス波形の例を示したものである。 なお、 オン時間、 オフ時間 の各初期値は、 2 0 0 n s 〜 6 5 5 3 . 7 JLL S の間で、 1 0 0 n s単位で設定できる。 もっ と も、 パルス発生装置 2 にクロ ッ クを送るクロ ッ ク発生回路 (図示せず) を変更する こ と によって、 他の時間範囲、 他の時間単位で設定できる よ う にしてもよい。 [0052] 第 3 図 ( 3 ) 、 ( 4 ) は、 上記実施例において、 C P U 1 から記憶手段 1 0 を介して診断装置 2 0 に転送されるプロ グ ラムデータの例を示す図表である。 [0053] 第 3 図 ( 3 ) に示すプロ グラムデータは、 オン時間制御と オフ時間制御とのそれぞれにおいて、 制御モー ドの選択、 F 信号の連続数設定、 B信号の連続数設定、 基準値判断モー ド におけるサンプリ ング数設定、 F信号の基準値設定、 B信号 の基準値設定、 増加制御における判断モー ドの設定、 減少制 御における判断モー ドの設定、 リ セ ッ ト制御における判断 モー ドの設定、 チヱ ッ ク パルス位置の設定で構成されてい る。 [0054] 次に、 第 3 図 ( 3 ) に示す各設定について詳細に説明す る。 [0055] プログラムデータのア ド レス 1 0 H E X に対応する内容は Γ オン時間制御におけるモー ドの設定」 である。 こ こで上記 「 制御」 は、 「増加制御」 、 「減少制御」 、 「 リ セ ッ ト制御」 であ り 、 「モー ド」 は、 上記 3つの制御の組合せである。 ま た、 「増加制御」 'よ、 現在のオン時間の長さ情報をある長さ だけ増加させる制御であ り 、 「減少制御」 は、 現在のオン時 間の長さ情報をある長さだけ減少させる制御であ り 、 「 リ セ ッ 卜制御」 は、 現在のオン時間の長さ情報を初期値に リ セ ッ 卜 する制御である。 [0056] そして、 ア ド レス 1 0 H E X に対応するデ一タカ 「 0 0」 、 [0057] 「 0 1 」 「 1 0 」 であれば、 それぞれ、 オン時間制御にお ける減少制御と リ セ ッ ト制御との組合せである 「オン時間減 少 · リ セ 、ソ 卜モー ド」 、 オ ン時間制御における増加制御と リ セ ッ ト制御との組合せである 「オン時間増加 ' リ セ ッ トモ一 ド J 、 オン時間制御における増加制御と減少制御と リ セ ッ ト 制御との組合せである 「オン時間増加 ' 減少 ' リ セ ッ トモー ド」 が設定されている こ とを示している。 [0058] プ ロ グ ラ ム デー タ の ァ ド レ ス 1 C H E X 、 1 E H E X 、 2 0 H E X に対応する内容は、 オン時間において、 増加制御、 減少制御、 リ セ ッ 卜制御の動作毎に、 加工状態を判断する判 断モー ドを設定するものである。 この判断モー ドには、 「連 続数 F信号の判断モー ド」 と 「基準値 F信号の判断モー ド」 と 「連続数 B信号の判断モー ド」 と 「基準値 B信号の判断モ ー ド」 とがある。 [0059] と ころで、 上記実施例において、 「 F信号」 は、 検出情報 の値が上記閾値よ り も大きいと きであって、 閾値以上を良と 評価する場合に出力する信号である。 また、 「 B信号」 は、 検出情報の値が上記閾値よ り も小さいと きであって、 閾値以 上を良と評価する場合に出力する信号である。 [0060] なお、 「 F信号」 、 「 B信号」 は、 本来、 閾値設定手段 2 2からの評価信号、 チヱ ッ クパルス発生手段 2 3からのチ ユ ッ クパルス、 検出停止信号発生手段 2 4からの検出停止信 号によって、 判断手段 2 5の内部で作られる ものであって、 上記実施例の場合よ り も広い意味を有する ものである。 した がって、 検出情報の値が上記閾値よ り も小さ い と きであつ て、 閾値以上を不良と評価する場合に 「 F信号」 を出力する よ う にしてもよ く 、 別の場合に 「 F信号」 を出力するよ う に してもよい。 また、 検出情報の値が上記閾値以上であって、 閾値以上を不良と評価する場合に 「 B信号」 を出力するよ う にしても よ く 、 別の場合に 「 B信号」 を出力するよ う にして もよい。 [0061] たと えば、 1 C HEX に対応するデータ設定において、 上記 「連続数 F信号の判断モー ド」 は、 F信号の回数が連続して 設定回数に到達したと きにオン時間の増加制御を行なう モー ドであ り 、 上記 「連続数 B信号の判断モー ド」 は、 B信号の 回数が連続して設定回数に到達したときにオン時間の増加制 御を行なう モー ドである。 また、 たとえば、 1 C HEX に対応 するデータ設定において、 上記 「基準値 F信号の判断モー ド」 は、 F信号の発生回数と サ ンプ リ ング数との比に応じ て、 オン時間の増加制御を行なうモー ドであ り 、 上記 「基準 値 B信号の判断モー ド」 は、 B信号の発生回数とサンプリ ン グ数との比に応じて、 オン時間の増加制御を行なうモー ドで ある。 [0062] そ し て 、 ア ド レ ス 1 C H E X に対応す る デー タ と し て [0063] 「 0 0」 、 「 1 0」 、 「 0 1 」 、 「 1 1 」 をセ ッ ト する と 、 それぞれ、 「連続数 F信号の判断モー ド」 が設定され、 「連 続数 B 信号の判断モー ド 」 、 「基準値 F 信号の判断モー ド」 、 「基準値 B信号の判断モー ド」 が設定される。 [0064] また、 ア ド レス 1 E HEX 、 2 0 HEX に対応するデ一夕を設 定する こ と によ って、 オ ン時間減少制御、 オ ン時間 リ セ ッ ト 制御を設定するが、 これらの場合も、 上記と同様に、 「連続 数 F信号の判断モー ド」 、 「連続数 B信号の判断モー ド」 、 [0065] 「基準値 F信号の判断モー ド」 、 「基準値 B信号の判断モー ド」 を設定できる。 さ らに、 ア ド レス 1 2 HEX 、 1 4 HEX 、 1 6 H E X 対応す るデータをセ ヅ 卜する こ と によって、 オン時間制御における F信号の連続数、 B信号の連続数、 基準値判断モー ドにおけ るサンプリ ング数を設定できる。 [0066] また、 ア ド レス 2 2 HEX に対応する 1 6 ビッ トのデータを セ ッ トするこ と によって、 オン時間制御におけるチェ ッ クパ ルス位置を設定できる。 この 「チヱ ッ クパルス」 は、 評価信 号の診断する部分を定めるパルスであり、 評価信号の立上り (またはゲー ト信号の立上り ) からオン用チェ ッ クパルスを 発生させる位置までのタイ ミ ングをとるパルスである。 [0067] ア ド レス 2 C HEX 〜 3 E HEX に対応するデータをセ ヅ 卜す るこ と によって、 上記オン時間制御と同様のセ ッ トをオフ時 間制御についても行なう こ とができる。 [0068] 第 3図 ( 4 ) に示すプログラムデータは、 オン時間制御、 オフ時間制御のそれぞれにおいて、 閾値、 検出情報の選択、 閾値以上の レベルの評価の設定を行な う データである。 ま た、 オンクラ ンプ (放電が開始してからオン時間を制御する 動作) の有無、 検出停止信号の有無、 検出停止信号の幅の設 定を行なう ものである。 [0069] 次に、 第 3 図 ( 4 ) に示すプログラムデータの各設定につ いて詳細に説明する。 [0070] ア ド レス A E HEX に対応する 8 ビッ 卜のデータを所定の値 にセ ッ トするこ と によって、 オン時間制御用の閾値がセ ヅ 卜 される。 また、 ア ド レス B A HEX に対応する 1 ビヅ 卜のデー タ を 「 0 」 にセ ッ ト する と 、 オン時間制御用 と してポ一 卜 Aの検出情報が選択される よ う に設定され、 そのデータを [0071] 「 1 」 にセ ッ トする と、 オン時間制御用と してポー ト Bの検 出情報が選択されるよ う に設定される。 ア ド レス C 4 HEX に 対応する 1 ビッ 卜 のデータを 「 0」 にセ ッ トする と、 閾値以 上のレベルを良とみなす評価信号が設定され、 そのデータを [0072] 「 1 」 にセ ッ トする と、 閾値以上のレベルを不良とみなす評 価信号が設定される。 [0073] 上記説明はオ ン時間制御用のものであるが、 オフ時間制御 用のプロ グラムデータについても、 同様に設定できる。 [0074] さ らに、 ア ド レス 6 4 HEX に対応する 1 ビ ヅ 卜のデータを [0075] 「 0」 「 1 」 にセ ッ トする と、 それぞれ、 オンクラ ンプの 有 . 無が設定される。 ア ド レス 74 H E X に対応する 1 ビッ 卜 のデータを 「 0」 、 「 1 」 にセ ッ トする と、 それぞれ、 検出 停止信号の有、 無が設定される。 また、 ア ド レス A 2 HEX に 対応する 1 0 ビッ 卜のデ一夕を所定の値にセ ッ 卜する こ とに よ って、 検出停止信号の時間幅を所望の値に設定できる。 第 4図 ( 1 ) は、 上記実施例における検出情報選択手段 2 1 、 閾値設定手段 2 2の一例を示す回路図である。 [0076] 検出情報選択手段 2 1 は、 セレクタ 2 1 a と 2 1 b とで構 成されている。 セ レク タ 2 1 aは、 第 3図 ( 4 ) に示すプロ グラムデータ中のア ド レス B A HEX に対応するデ一夕 (セ レ ク ト信号) に応じて、 オン時間制御用 と して、 ポー ト Aの検 出情報またはポ一 卜 Bの検出情報を選択、 出力する ものであ る。 - - ト A、 ポ一 卜 Bは、 加工状態を示す検出情報を出力 する j端子である。 セ レクタ 2 l bは、 第 3 図 ( 4 ) に示すプログラムデ一タ 中のア ド レス B C'H E X に対応するデータ (セ レク ト信号) に 応じて、 オフ時間制御用 と して、 ポー ト Aの検出情報または ポー ト B の検出情報を選択、 出力する ものである。 この場 合、 セ レク ト信号が Γ 0」 、 「 1 」 であれば、 それぞれ、 ポ ー ト Aの検岀情報、 ポ一 卜 Bの検出情報をセ レクタ 2 1 bが 出力する。 [0077] 上記実施例を放電加工機に使用した場合、 たとえば、 ポー ト Aの検出情報は電極と ワーク とで形成される極間の電圧信 号 (極間電圧信号) であ り 、 ポー ト Bの検出情報は極間電流 信号である。 ポー ト Aの極間電圧信号は、 図示しない A Z D コ ンバータによってデジタル信号に変換されたものであ り 、 そのデジタル信号の最小単位がたとえば 1 Vである信号であ る。 なお、 オン時間制御用 と して極間電圧信号を選択し、 ォ フ時間制御用 と しても極間電圧信号を選択するよ う にしても よい。 [0078] 第 1 図、 第 4図 ( 1 ) に示す検出情報選択手段 2 1 はポー 卜 A、 Bの 2つの入力端子を有し、 検出情報を入力するよ う にしているが、 この他に、 少なく と も 1 つの入力端子を追加 し、 この追加された入力端子に、 他の検出情報を入力するよ う にしてもよい。 この場合、 上記他の検出情報と しては、 電 気加工における加工液の温度、 電気加工の加工周波数、 放電 加工の高周波成分、 放電の輝度、 放電の色調、 放電の音等に 関する信号が考えられる。 また、 上記検出情報と しては、 電 極と ワーク とで形成される極間の電圧信号、 極間を流れる電 流信号、 その他の放電状態に応じた信号のう ちの少な く と も 2つであればよい。 さ らに、 2以上の検出情報を同時に取 り 込み、 2つ以上の評価信号を発生する よ う に構成しても よ く 、 この場合、 閾値設定手段 2 2 とア ド レス レジスタ とを必 要個数用意すれば容易に実現できる。 [0079] 上記のよ う にすれば、 1つのハー ドゥ ヱァ (検出情報選択 手段 2 1 ) によって、 複数の検出情報のう ち所望の検出信号 を、 オン時間制御用 とオフ時間制御用とに独立して、 任意に 選択できる。 [0080] 第 4図 ( 1 ) において、 閾値設定手段 2 2は、 比較器 2 2 a、 2 2 c と、 セ レク タ 2 2 b、 2 2 dとを有する。 [0081] 比較器 2 2 aは、 検出情報選択手段 2 1 からの検出情報 (上記実施例の場合は、 極間電圧) と、 オン時間制御用の閾 値 (ア ド レス A E HEX に対応するデータ) とを比較し、 その 閾値よ り も検出情報の値が大きいと きに 「 1 」 を出力するも のであ り 、 比較器 2 2 cは、 検出情報 (上記実施例の場合 は、 極間電圧) と、 オフ時間制御用閾値 (ア ド レス B 0 H E X に対応するデータ) とを比較し、 その閾値よ り も検出情報が 大きいと き に 「 1 」 を出力するものである。 [0082] セ レ ク タ 2 2 bは、 ア ド レス C 4 HEX に対応するデータ (オ ン用閾値以上の極間電圧についての評価を定めるデー タ) に応じて、 そのと きの極間電圧がオン時間制御用の閾値 以上である場合に、 良とみなす評価信号 「 1 」 、 または不良 とみなす評価信号 「 0」 を出力するものである。 [0083] セ レ ク タ 2 2 dは、 ア ド レス C 6 HEX に対応するデ一夕 (オフ用閾値以上の検出情報についての評価を定めるデ一 タ) に応じて、 そのと きの検出情報がオフ時間制御用の閾値 以上である場合に、 良とみなす評価信号 「 1 」 、 または不良 とみなす評価信号 「 0」 を出力するものである。 [0084] 上記のよ う にすれば、 1 つのハー ドウ ェア (閾値設定手段 2 2 ) によって、 検出情報に関する閾値を任意に設定でき、 また、 その閾値以上 (または未満) の検出情報に関する評価 を任意に設定でき、 さ らにはそれをオン時間制御、 オフ時間 制御毎に独立して設定できる。 [0085] 第 4図 ( 2 ) は、 上記実施例におけるチユ ッ クパルス発生 手段 2 3 の一例を示す回路図である。 [0086] チェ ッ クパルス発生手段 2 3は、 ゲー ト信号 (パルス発生 手段 4 0 の出力パルス) と加工開始評価信号 (閾値設定手段 2 2 の出力パルス) と を入力し、 オ ンク ラ ンプ指示データ (ア ド レス 6 4 HEX に対応するデータ) に応じて、 ゲー ト信 号または加工開始評価信号を選択する ものである。 こ の場 合、 オンクラ ンプを行なう と きには、 オンクラ ンプ指示デー タを 「 0 」 にセ ッ ト し、 セ レクタ 2 3 aが加工開始評価信号 を出力し、 オンクラ ンプを行なわないと き には、 オンクラ ン プ指示データを 「 1 」 にセ ッ ト し、 セ レクタ 2 3 aがゲー ト 信号を出力する。 カ ウ ンタ 2 3 b、 2 3 dは、 セ レクタ 2 3 aからの信号が 「 1 」 な つ i ヒ きから 、 クロ ッ クのカ ウ ン ト を開始する ものである。 [0087] 比較器 2 3 cは、 カ ウ ンタ 2 3 bのカ ウ ン 卜値がオン時間 制御用チェ ッ クパルス位置データ (ア ド レス 2 2 HEX に対応 するデータ ) と一致した と き に、 オ ン時間制御用チェ ッ ク パルスを出力する ものである。 比較器 2 3 e は、 カ ウ ンタ [0088] 2 3 dの値がオフ用チェ ッ クパルス位置データ (ア ド レス [0089] 3 E H E X に対応するデータ) と一致したと きにオフ用チヱ ッ クパルスを出力するものである。 [0090] 上記のよ う にすれば、 1 つのノ— ドウ エ ア (チェ ッ クノ、'ル ス発生手段 2 3 ) によって、 チェ ッ クパルス位置までのタイ ミ ングを任意に設定でき、 また、 それをオ ン時間制御、 オフ 時間制御毎に独立して設定でき、 さ らにオンクラ ンプの有無 による制御の区別もできる。 [0091] 第 4図 ( 3 ) は、 上記実施例における検出停止信号発生手 段 2 4の一例を示す回路図である。 [0092] この検出停止信号発生手段 2 4は、 カ ウ ンタ 2 4 a、 比較 器 2 4 b、 ワ ンシ ョ ッ トマルチバイブレータを使用 した激分 回路 2 4 c 、 R S フ リ ッ プフ ロ ップ 2 4 d、 セ レ ク タ 2 4 e を有する。 [0093] カ ウ ンタ 2 4 aは、 パルス発生手段 4 0からのゲー ト信号 力 s 「 1 」 である と きにクロ ッ クをカ ウ ン ト し、 ゲー ト信号が 「 0 」 である と きに、 リ セ ッ ト されるカ ウ ンタであ り 、 比較 器 2 4 bは、 カ ウ ンタ 2 4 aのカ ウ ン 卜値と検出停止信号の 幅 ( ア ド レス A 2 HEX に対応するデータ) とが一致したと き に 「 1 」 を出力する ものである。 なお、 検出停止信号は、 検 出情報に基づいて、 加工状態を診断する動作を、 検出停止信 号の幅だけ、 停止させる信号である。 こ の検出停止信号によ つて、 ゲー ト信号が立上ってから所定レベルに到達するまで の間は、 評価信号の検出を停止する。 この結果、 加工状態の 信頼性が向上する。 [0094] 微分回路 2 4 cは、 ゲー ト信号が立ち上がったと きに、 ノヽ。 ルスを 1つ出力する回路である。 R Sフ リ ッ プフロ ッ プ 2 4 dは、 微分回路 2 4 cがパルスを出力した と き にセ ッ 卜 さ れ、 比較器 2 4 bが 「 1 」 を出力したと きに リ セ ッ 卜される 回路である。 セ レクタ 2 4 eは、 検出停止指示信号 (ァ ド レ ス 74 HEX に対応するデータ) が出力されたと きに (検出停 止指示信号が 「 1 」 である と きに) のみ、 検出停止信号を判 断手段 2 5に出力するものである。 [0095] 上記のよ う に、 検出停止信号発生手段 2 4においては、 第 4図 ( 3 ) の下に書いてあるよう に、 ゲ一 卜信号が立ち上が つたと きから検出停止信号が発生され、 その検出停止信号の 幅を任意に設定する こ とができる。 [0096] 第 4図 ( 4 ) は、 判断手段 2 5が、 オン時間制御用判断手 段 5 0 とオフ時間制御用判断手段 6 0 とで構成されている こ とを示す図である。 [0097] 第 4図 ( 5 ) は、 上記実施例におけるオ ン時間制御用判断 手段 5 0の一例を示す回路図である。 [0098] このオン時間制御用判断手段 5 0は、 F信号と B信号とを 発生する F ZB信号発生回路 5 1 と、 基準値 F信号と基準値 B信号とを発生する基準値 Fノ B信号発生回路 5 2 と、 連続 数 F信号と連続数 B信号とを発生する連続数 F ZB信号発生 回路 5 3 と、 選択回路 5 4 と、 U P信号と D O信号と R E信 号とその内容とする診断信号を発生する U P ZD 0 ZR E信 号発生回路 5 5 とを有する。 · [0099] 「基準値 F信号 J は、 F信号の発生回数が所定の基準値に 到達した と き に出力される信号であ り 、 「基準値 B信号」 は、 B信号の発生回数が所定の基準値に到達したと きに出力 される信号である。 また、 「連続数 F信号」 は、 F信号が所 定の連続数だけ連続して発生したと きに出力される信号であ り 、 「連続数 B信号」 は、 B信号が所定の連続数だけ連続し て発生したと きに出力される信号である。 [0100] さ らに、 「 U P信号」 は、 オン時間またはオフ時間を増加 させる信号であ り 、 「 D 0信号」 は、 オン時間またはオフ時 間を減少させる信号であ り 、 Γ R E信号」 は、 オ ン時間また はオフ時間をその初期設定値に復帰させる信号である。 [0101] F ZB信号発生回路 5 1 は、 O R回路 5 l aと、 A N D回 路 5 1 b、 5 1 c と、 イ ンノ*ータ 5 1 d、 5 1 e とを有し、 閾値設定手段 2 2からの評価信号と、 チ ェ ッ クパルス発生手 段 2 3からのチェ ッ クパルスと、 検出停止信号発生手段 2 4 からの検出停止信号と に応じて、 F信号、 B信号を出力する ものである。 [0102] 上記実施例において、 F信号は、 チェ ッ クパルスが入力さ れたと き に評価信号が 「 1 」 であれば 「 1 」 を出力する信号 であ り 、 B信号は、 チェ ッ クパルスが入力されたと きに評価 信号が Γ 0 」 であれば 「 1 」 を出力する信号である。 ただ し、 チェ ッ クパルスが入力されたと きでも、 検出停止信号が 「 1 」 であれば、 チェ ッ クパルスが無効にされるので、 評価 信号に係らず、 F信号も B信号も 「 1 J を出力しない。 基準値 F B信号発生回路 5 2 は、 F信号の基準値 (ア ド レス 1 8 HEX に対応するデータ) と、 サンプリ ング数 (ア ド レス 1 6 HEX に対応するデータ) と、 B信号の基準値 (ァ ド レス 1 A HEX に対応するデータ) と 、 F Z B信号発生回路 5 1 からの F信号、 B信号と に基づいて、 基準値 F信号を出 力するものである。 [0103] カ ウ ンタ 5 2 a は、 F信号をカ ウ ン ト する ものであ り 、 このカ ウ ン 卜値が F信号の基準値と一致した と き に比較器 5 2 bが基準値 F信号を出力する。 つま り 、 基準値 F信号が 「 1 」 になる。 また、 F信号と B信号とを O R回路 5 2 cを 介してカ ウ ンタ 5 2 dがカ ウ ン ト し、 そのカ ウ ン ト値がサン プ リ ング数と一致したと き に、 カ ウ ンタ 5 2 a、 5 2 d、 5 2 gを リ セ ッ 卜する信号を比較器 5 2 eが出力する。 [0104] カ ウ ンタ 5 2 gは、 B信号をカ ウ ン トするものであ り、 こ のカ ウ ン ト値が B信号の基準値と一致したと きに比較器 5 2 hが基準値 B信号を出力する。 すなわち、 基準値 B信号が Γ 1 」 になる。 た と えば、 ア ド レス 1 6 HEX に対応するデ —タをセ ヅ トするこ と によってサンプリ ング数を 1 0 に設定 し、 ア ド レス 1 8 HEX に対応するデ一タをセ ヅ 卜 する こ と に よつ F信号の基準値を 4 に設定したとする と、 1 0回のサン プリ ング中に 4回以上の F信号が含まれていたと きに、 基準 値 F信号が 「 1 」 になる。 [0105] 連続数 F Z B信号発生回路 5 3 は、 F信号の連続数の設定 値と、 B信号の連続数の設定値と、 F信号ど B信号とに基づ いて、 連続数 F信号と連続数 B信号と を出力する回路であ る。 F信号の連続数の設定値は、' ア ド レス 1 2 H E X に対応す るデータ によ って設定され、 B信号の連続数の設定値は、 ァ ド レス 1 4 HEX に対応するデータによって設定される。 [0106] また、 カ ウ ンタ 5 3 aは、 F信号をカ ウ ン 卜するものであ り 、 B信号を受取ったと きにカ ウ ン ト値がリ セ ッ ト され、 こ れによ って、 F信号の連続数をカ ウ ン トする ものである。 こ のカ ウ ン ト値と F信号の連続数設定値とがー致したと きに、 比較器 5 3 bが連続数 F信号を出力する。 つま り 、 連続数 F 信号力 「 1 」 になる。 カ ウ ンタ 5 3 cは、 B信号をカ ウ ン 卜 する ものであ り 、 F信号を受取ったと きにカ ウ ン ト値がリ セ ッ 卜 され、 これによつて、 B信号の連続数をカ ウ ン トする も のである。 このカ ウ ン 卜値と B信号の連続数設定値とが一致 したと きに、 比較器 5 3 dが連続数 B信号を出力する。 つま り 、 連続数 B信号が 「 1 」 になる。 [0107] 選択手段 5 4 は、 セ レク タ 5 4 a、 5 4 b 、 5 4 c を有 し、 各セ レク タが、 基準値 F信号、 基準値 B信号、 連続数 F 信号、 連続数 B信号を選択出力する ものである。 セ レク タ 5 4 a、 5 4 b , 5 4 cは、 それぞれオン時間増加制御にお ける判断モー ド、 オン時間減少制御における判断モー ド、 ォ ン時間 リ セ ッ ト制御における判断モー ド に関する ものであ る。 またセ レクタ 5 4 aは、 そのセ レク ト信号力 s' 「 0 0」 、 [0108] 「 0 1 」 、 「 1 0」 、 「 1 1 」 である場合に、 それぞれ連続 数 F信号の判断モー ド、 基準値 F信号の判断モー ド、 連続数 B信号の判断モー ド、 基準値 B信号の判断モー ドを設定する ものである。 また、 セ レクタ 5 4 b、 5 4 c もセ レクタ 5 4 aと同様である。 [0109] 1; 00 // 1¾ £信号発生回路 5 5は、 セ レクタ 5 5 a、 O R回路 5 5 b、 5 5 c、 A N D回路 5 5 e、 5 5 f を有 し、 増加制御、 減少制御、 リ セ ッ ト制御の各制御における U P信号、 D O信号、 R E信号を出力するものである。 [0110] 第 4図 ( 6 ) は、 上記実施例におけるオフ時間制御用判断 手段の一例を示す図である。 [0111] このオフ時間制御用判断手段 6 0は、 オン時間制御用判断 手段 5 0 とぼぽ同様の構成を有し、 その各要素における符号 を 5 0番台から 6 0番台に変更して示してある。 [0112] 上記の よ う にすれば、 1 つのハー ド ウ ェ ア (判断手段 2 5 ) によって、 オン時間、 オフ時間毎に独立して、 その時 間の増加、 減少、 初期値への復帰を行なわせる信号を容易に 発生させるこ とができる。 [0113] 第 4図 ( 7 ) は、 上記実施例におけるオン/オフ時間演算 回路 3 0が、 オ ン時間演算回路 7 0 とオフ時間演算回路 8 0 とで構成されているこ とを示す図である。 [0114] 第 4 図 ( 8 ) は、 上記実施例におけるオ ン時間演算回路 7 0の具体例を示す図である。 [0115] セ レク タ 7 1 は、 オン時間の増加幅と、 オン時間の減少幅 とを、 U P信号に基づいて選択するものである。 つま り 、 セ レクタ 7 1 は、 U P信号力 「 1 」 である場合に、 オン時間の 増加幅のデータを出力し、 U P信号が 「 0 」 である場合に、 オ ン時間の減少幅を出力する ものである。 ま た、 オ ン時間 の増加幅は、 ア ド レス 0 8 H E x に対応するデータをセ ッ 卜す る こ と によ って設定 し、 オ ン時間の減少幅は、 ア ド レス 0 A H E X に対応するデータ をセ ッ 卜 する こ と によ って設定す る。 [0116] A L U 7 2 は、 オン時間を増加させる U P信号が 「 1 」 で ある と きに、 現在のオン時間の長さ情報と、 既に設定されて いるオ ン時間の増加幅とを加算するものでえあ り 、 一方、 ォ ン時間を減少させる D 0信号が 「 1 」 である と きに、 現在の オン時間の長さ情報から、 既に設定されているオン時間の減 少幅を減算する回路である。 [0117] セ レク タ 7 3 は、 A L U 7 2が出力したオン時間の長さ情 報と、 オ ン時間下限値と、 オ ン時間上限値とからその 1 つを 選択、 出力する ものである。 また、 オン時間下限値は、 ア ド レス 0 E H E X に対応するデータをセ ッ 卜する こ と によって設 定され、 オン時間上限値は、 ア ド レス 0 C H E X に対応するデ 一夕をセ ッ 卜するこ と によ って設定される。 [0118] 減算器 7 4 aは、 現在のオ ン時間の長さ情報からオ ン時間 の減少幅を減算する ものであ り 、 減算されたデータを比較器 7 4 に出力するものである。 加弇器 7 5 aは、 現在のオン時 間の長さ情報にオン時間の増加幅を加算するものであ り 、 カロ 算されたデータを比較器 7 5 に出力するものである。 [0119] 比較器 7 4は、 減算器 7 4 aからのデータ とオ ン時間下限 値とを比較し、 減算されたデータがオン時間下限値よ り も短 いと きに 「 1 」 を出力する ものである。 したがって、 オン時 間の上限値よ り も長い長さ情報、 オン時間の下限値よ り も短 い長さ情報がパルス発生手段 4 0 に送られるこ とはない。 [0120] O R回路 7 7 aは、 オン時間を制御するこ とを指示するォ ン時間制御指示信号 (ア ド レス 5 E HEX に対応するデータ) をィ ンバータ 7 7 bで反転した信号と R E信号とを通過させ る回路である。 [0121] セ レク タ 7 8は、 R E信号が出力した場合またはオ ン時間 制御をしない場合に、 オン時間の初期設定値のデータ (ア ド レス 0 0 HEX に対応するデータ) を出力し、 それ以外のと き にはセ レクタ 7 3が出力したデータをオン時間の長さ情報と して出力するものである。 [0122] A N D回路 7 7 Gは、 D O信号と比較器 7 4からの出力デ 一夕 との A N Dをとる回路であ り、 オン時間の長さがその下 限値よ り も短く なる こ とを防止するためのものである。 A N D回路 7 7 dは、 U P信号と比較器 7 5 との A N Dをと る回 路であ り 、 オン時間の長さがその上限値を越える こ とを防止 するために、 オン時間の長さ情報を上限値に固定する信号を セ レクタ 7 3 に送る回路である。 [0123] 第 4 図 ( 9 ) は、 上記実施例におけるオフ時間演算回路 8 0の一例を示す回路図である。 [0124] このオフ時間演算回路 8 0 は、 オン時間演算回路 7 0 と基 本的には同じ回路構成であ り 、 その符号を 7 0番台から 8 0 番台に変更して示してある。 [0125] 上記のよ う にすれば、 1 つのハー ドウェア (オンノオフ時 間演算手段 3 0 ) によ っ て、 オ ン時間、 オフ時間毎に独立 して、 その時間の増加制御、 減少制御、 初期値への復帰制 御、 オン Zオフ時間の上下限制御を容易に行なう こ とができ る。 [0126] 第 4 図 ( 1 0 ) は、 上記実施例におけるパルス発生手段 4 0 の一例を示す回路図である。 [0127] このパルス発生手段 4 0 は、 カ ウ ンタ 4 1 、 4 3 と、 比較 器 4 2 、 4 4 と、 R S フ リ ップフロ ップ 4 5 と、 イ ンバー夕 4 3 a とを有する。 [0128] カ ウ ンタ 4 1 は、 1 0 MHz のクロ ッ ク信号をカ ウ ン ト し、 R S フ リ ッ プフ ロ ップ 4 5の出力信号であるパルス波形の立 上 り でカ ウ ン ト を開始し、 その立下りでカ ウ ン ト値が 0 に リ セ ッ ト される ものである。 比較器 4 2 は、 オン/オフ時間演 算手段 3 0からのオン時間の長さ情報 ·( 2値信号) と カ ウ ン 夕 4 1 のカ ウ ン 卜値と を比較し、 一致したと きに R S フ リ ツ プフロ ッブ 4 5 に リ セ ッ 卜信号を送るものである。 [0129] また、 カ ウ ンタ 4 3 は、 1 0 MHz のクロ ッ ク信号をカ ウ ン 卜 し、 R S フ リ ッ ブフ ロ ッ プ 4 5の出力信号であるパルス波 形の立下りでカ ウ ン ト を開始し、 その立上り でカ ウ ン ト値が 0 に リ セ ヅ 卜 される ものである。 比較器 4 4 は、 オンノオフ 時間演算手段 3 0からのオフ時間の長さ情報 ( 2値信号) と カ ウ ンタ 4 3のカ ウ ン ト値とを比較し、 一致したと きに R S フ リ ップフロ ップ 4 5 にセ ッ 卜信号を送る ものである。 R S フ リ ップフ ロ ップ 4 5は、 セ ッ ト状態でその出力が 「 1 」 に な り (オン時間が開始し) 、 リ セ ヅ 卜状態でその出力が 「 ひ」 になる (オフ時間が開始する) 。 [0130] これによつて、 パルス発生手段 4 0は、 オン Zオフ時間演 算手段 3 0からのオン時間の長さ情報に応じたオン時間を有 し、 オフ時間の長さ情報に応じたオフ時間を有するパルス波 形を出力する。 [0131] 次に、 上記実施例の動作について説明する。 [0132] 第 5 図は、 上記実施例の動作を示すフ ロ ーチ ャー ト であ る。 [0133] 第 5図において、 まず、 オ ン時間初期値データ、 オフ時間 初期値データ、 加工要求に応じたプログラムデータを記憶手 段 1 0の各レジスタ に書込み ( S 1 0 ) 、 上記初期値データ をオン オフ時間演算手段 3 0へ転送し ( S 2 0 ) 、 上記プ ロ グラムデータを診断装置 2 0へ転送する ( S 3 0 ) 。 そし て、 診断装置 2 0 において検出情報 (加工状態の信号) を入 力し、 プログラムデータに基づいて加工状態を診断し、 この 結果である診断信号をオ ン /オフ時間演算手段 3 0 に送 り ( S 4 0 ) 、 診断信号とプログラムデータ と に基づいて、 ォ ンノオフ時間演算手段 3 0が演算し、 オン時間の長さ情報ま たはオフ時間の長さ情報を制御し、 そのオン時間の長さ情報 またはオフ時間の長さ情報をパルス発生手段 4 0 に送る ( S 5 0 ) 。 パルス発生手段 4 0 は、 オン時間の長さ情報、 オフ 時間の長さ情報に基づいてパルスを出力する ( S 6 0 ) 。 [0134] 上記実施例の動作の中で、 第 1 0図 ( 2 ) 、 ( 3 ) に示す 従来例と異なる点は、 [0135] 第 1 に、 加工要求に応じたプログラムデータを使用する点 であ り 、 [0136] 第 2 に プロ グラムデータに基づいて加工状態を診断する 点であ り [0137] 第 3 に その診断結果である診断信号とプログラムデータ と に基づいて、 オン時間の長さ情報またはオフ時間の長さ情 報を制御する点であ り 、 [0138] 第 4 に、 プログラムデータを必要に応じて変えるこ とがで きる点である。 [0139] これらの点が本発明の特徴.点でもある。 [0140] 第 6図は、 上記実施例において、 放電加工を例にと って、 チェ ッ クパルスの発生、 検出停止信号の発生、 判断手段 2 5 内部で F信号と B信号とが発生する過程を示すタイムチヤ一 卜である。 [0141] なお 、 こ の タ イ ム チ ヤ 一 卜 に お い て は、 ア ド レ ス B A [0142] H E 、 B H E X 、 A L H E X 、 B 0 H E X に対応するデータを セ ッ ト ' る こ と によ って、 オン時間制御用、 オフ時間制御用 の検出 報と して、 ポー ト Aからの極間電圧信号がと もに選 択されてお り 、 オ ン時間制御用、 オフ時間制御用の閾値がそ れぞれ、 2 5 V 、 1 9 V に設定されてレヽる。 ア ド レス C 4 H E X 、 C 6 H E X に対応するデータをと もに 「 0 1 にセ ッ トす る こ と によって、 閾値以上の レベルを良とみなす評価が採用 されている。 さ らに、 ア ド レス 6 4 HEX に対応するデータを 「 1 」 にセ ッ トする こ と によってオンクラ ンプを行ない、 ァ ド レス 2 2 HEX 、 3 E HEX に対応するデータを所定の値にセ ッ 卜する こ と によって、 加工開始評価信号から C T。 n時間、 C T。 f f 時間後にチェ ッ クパルス位置が設定されている。 ま た、 ア ド レス 7 4 HEX 、 A 2 HE X に対応するデータを所定の 値にセ 、ソ 卜するこ と によって、 図示した幅だけ検出停止信号 を出力するよ う に設定されている。 [0143] 以上のプログラムデータ設定を前提に、 各信号の発生の過 程を説明する。 [0144] まず、 パルス発生手段 4 0から出力されたゲ一 卜信号が立 上る と、 極間電圧波形も立ち上がる。 このと きに、 極間電圧 波形は、 回路上の遅れのために無負荷電圧レベルに至るまで には所定時間を要する。 すなわち、 ゲー ト信号が立上がって からある レベルに達するまでの状態では、 評価信号を判断の 対象とする こ とが望ま し く ないので、 検出停止信号発生手段 2 4が検出停止信号を出力する。 この検出停止信号が発生し ている間は、 チェ 、ソ クパルスが入力されても、 F信号、 B信 号と もに出力しない。 すなわち、 検出停止信号が出力されて いる間は、 評価信号を判断の対象と しない。 これによつて、 放電加工状態の診断動作の信頼性が高まる。 [0145] 放電開始から設定時間 ( C T。。時間) 経過後、 チユ ッ クパ ルス発生手段 2 3 は、 オン用チェ ッ クパルスを出力する。 こ のオン用チェ ッ クパルスが発生している と きに、 閾値設定手 段 2 2 で設定された閾値と極間電圧とが比較され、 そのと.き の極間電圧の状態が診断される。 第 6図に示すタイ ムチ ヤ一 卜 においては、 オン用チェ ッ クパルスが出力されたと きに、 加工開始評価信号が 「 1 」 であるので F信号が出力される。 同様に して、 放電開始から設定時間 ( C T 。i f 時間) 経過 後、 オフ用チェ ッ クパルスが出力される。 このオフ用チェ ヅ クパルスが出力されている と きの極間電圧と、 オフ時間制御 用閾値とが比較され、 その と きの放電加工状態が診断され る。 第 6図に示すタイ ムチャー ト においては、 オフ用チエ ツ クパルスが出力されたと き に、 加工開始評価信号が 「 0」 で あるので B信号が出力される。 [0146] このよ う に、 極間電圧を検出する と き に、 オ ン用チヱ ッ クノ ルス と 、 オフ用チェ ッ クノ ルス と を異な らせる こ と に よ って、 放電加工状態の診断をよ り適切に行な う こ とがで きる。 [0147] 第 7図は、 上記実施例において、 放電加工を例にと って、 オン時間制御用判断手段 5 0の動作を示すタイ ムチヤ一 卜で ある。 [0148] こ こで、 オン時間の初期値と して 3 0 u sが設定され、 そ の増加幅、 減少幅はそれぞれ 5 u s、 2 0 u s に設定され、 検出停止信号の幅が 3 u s に設定され、 オン時間の上限' I、 下限値はそれぞれ 1 0 0 u s 、 5 u s に設定されている。 [0149] なお、 このタイ ムチャー ト においては、 第 6図と 同様に、 検出情報と して極間電圧信号が選択され、 ア ド レス A E HEに 対応するデータを所定の値にセ ッ トするこ とによ って、 図示 されているよ う なオン用評価信号が出力される。 さ らに、 ァ ド レス 1 0 H E X 、 1 C HEX 、 1 E H E X , 2 0 H E 対応する データ をそれぞれ、 「 1 0 」 、 「 0 0 」 、 「 1 0 」 、 「 1 1 」 にセ ッ トするこ と によって、 オン時間制御のモー ド と してオン時間増加 · 減少 · リ セ ッ トモー ドを、 オン時間増加 制御における判断モー ドと して連続 F信号の判断モ一 ドを、 オン時間減少制御における判断モー ド と して連続 B信号の判 断モー ドを、 オン時間 リ セ ッ 卜制御における判断モー ド と し て基準値 B信号の判断モー ドを設定してある。 [0150] ま に、 ァ 卜 レス l H E X 、 1 4 、 1 Ό H E X 1 A H E X に対応するデータを所定の値にセ ッ 卜するこ とによって、 : F 信号の連続数の設定値を 1 に、 B信号の連続数の設定値も 1 に、 サンプリ ング数は 1 0 に、 B信号の基準値は 3 に設定し てある。 また、 本タイムチャー ト においては、 ア ド レス C 4 [0151] H E X に対応するデータ と して 「 0」 をセ ヅ 卜 し、 閾値以上の レベルを良どみなすよ う に設定されている。 [0152] したがって、 チェ ッ クパルスが発生した時に極間電圧信号 が閾値よ り も高ければ、 F信号が発生し、 その F信号が 1 回 発生する度に、 U P信号が発生し、 極間電圧信号が閾値よ り も低ければ、 B信号が発生し、 その B信号が 1 回発生する度 に、 D O信号が発生する。 そ して、 1 0 回のサンプ リ ング 中、 3 回 B信-号が発生したと きに R E信号が発生するよ う に なっている。 [0153] 第 7図は、 オン時間の制御例を示したものであるが、 上記 第 7図の説明と同様に、 オフ時間についても説明するこ と力5 3 «_ [0154] できる。 [0155] 第 8図は、 上記実施例において、 オン Zオフ時間演算手段 3 0 におけるオ ン時間の制御例を示すタイ ムチ ヤ 一 卜 であ る。 [0156] この場合、 ア ド レス 0 8 O A H 、 ◦ し 、 0 E に対応するデータを所定の値にセ ッ 卜 する こ と によ つ て、 オ ン時間の増加幅を 1 O u s に、 オン時間の減少幅を 7 u s に、 上限値を 5 5 u s に、 下限値を 5 u s にそれぞれ設 定してある。 [0157] したがって、 U P信号が発生する と、 現在のオン時間の長 さ情報に増加幅 1 0 u s を加算してオ ン時間を演算し、 D O 信号が発生する と 、 現在のオ ン時間の長さ情報に減少幅 7 u s を減算してオ ン時間を演算する。 また、 R E信号が発生 する と、 現在のオン時間の長さ情報とは無関係にオン時間を 初期値に戻す。 さ らに、 現在のオ ン時間の長さ情報から減少 幅を減算した と き に、 その減算された値が下限値よ り も小 さ く なる場合に、 オ ン時間を下限値に設定する例を示して ある。 [0158] 第 8図は、 オン時間の制御例を示したものであるが、 上記 第 8図の説明と同様に、 オフ時間についても説明する こ とが できる。 [0159] 第 9 図は、 第 2 図に示したパルス幅制御論理回路のう ち、 2 つを実現する設定値の例を示す図表である。 [0160] 同図 ( 1 ) は、 論理回路 [ 1 ] (銅一鉄加工用の論理回 路) を実現するために必要な各プログラムデータの設定例を 示し、 同図 ( 2 ) は、 論理回路 [ 2 ] (銅一チタ ン加工用の 論理回路) を実現'するために必要な各プログラムデータの設 定例を示してある。 [0161] 第 9図において、 「ア ド レス」 は、 各プログラムデータに 対応するア ド レスであ り 、 1 6進数(HEX) で示してあ り、 「 設定値」 は、 そのア ド レスに対応するデータの内容であ り 、 1 0進数で示してあ り 、 時間については 1 データが 1 0 0 n s に相当し、 回数については 1 データが 1 回であ り、 設定闘 値については 1 データが 1 Vに相当する。 また、 ポー 卜 Aか らは検出情報と して極間電圧信号が入力されている。 [0162] 第 9 図 ( 1 ) に示す銅一鉄加工用の論理回路は、 たとえば オン時間の初期値 (ア ド レス 0 0 HEK ) は 7 /x sであ り、 ォ フ時間の初期値 (ア ド レス 0 2 HEX ) は 7 μ sであ り 、 オン 時間制御の有無 (ア ド レス 5 Ε ΗΕΧ ) 、 オフ時間制御の有無 [0163] (ア ド レス 6 0 HEX ) に関してはと もに 「有」 が指定され、 オン時間の増加幅 (ア ド レス 0 8 HEX ) 、 増加幅 (ア ド レス 0 A HEX ) に関してはそれぞれ、 2 0 0 n s、 5 0 0 n s力 s 指定され、 ··· "·という よ う にそれぞれ設定されている。 第 9 図 ( 2 ) に示す銅一チタ ン加工用の論理回路も上記と 同様 に、 設定されている。 [0164] また、 具体的な設定値を示してはいないが、 銅タ ングステ ン一鉄加工用の論理回路等、 他の論理回路を実現するために 必要な各プログラムデータの設定も同様に行なう こ とができ る。 [0165] なお、 第 9 図 ( 1 ) 、 ( 2 ) には、 2 つの論理回路 [ 1 ] 、 [ 2 ] を実現するために必要な各プロ グラムデータの 設定例を示してあるのであって、 1 つのパルス発生装置 2 に 複数の論理回路が組込まれているのではない。 つま り、 1 つ のパルス発生装置 2 には 1 つのハー ド ウ エ アのみが組込ま れ、 プログラムデータのセ ッ (、次第で、 同じパルス発生装置 2力 s ( 1 つのハー ドウ ェアであ り ながら) ある と きには論理 回路 [ 1 ] と 同様に機能し、 別のと きには論理回路 [ 2 ] と 同様に機能し、 さ らに別のと きには他の論理回路と 同様に機 能する。 もちろん、 プロ グラムデータのセ ッ 卜を同 じ値に維 持すれば、 同 じ論理回路と同様な機能を常に発揮する。 [0166] また、 図表から容易に理解できるよ う に、 プロ グラムデ一 タを追加するこ と によ り 、 パルス制御のパラメータ (加工要 求) を多数、 多様に追加できる。 したがっ て、 上記実施例 は、 1 つのハ一 ド ウ ヱァであ りながら、 無数の論理回路を有 する と同 じ効果を奏する。 [0167] したがって、 上記実施例は、 電気加工法の種類が相違して も、 パルス制御に関する制御論理回路 ( L S I ) の外部のハ — ドウ エアを 1 つ設けるだけでよ く 、 ハー ド ウ ェアの構成が 異なる多数の回路を用意する必要がない。 また、 加工に使用 する電極の材料、 ワークの材質、 または液処理の状態等に応 じた最適なパルス制御を行なう こ とができるので、 加工速度 を高めるこ とができる。 [0168] と ころで、 従来装置においては、 加工の状態が悪い場合、 オ ン時間の長さ を初期値に固定 し、 次第にオ フ時間を伸ば し、 その上限値に達したと きに、 初めてオ ン時間を減少させ るよ う にしている。 つま り 、 従来装置においては、 加工の状 態が悪い場合、 オフ時間だけを伸ばし、 その上限値に達した と きに、 オン時間だけを縮めるよ う に制御している。 これに 対して、 第 9図に示す実施例においては、 オン時間とオフ時 間を独立に制御しているので、 オン時間をオフ時間とを交互 にあるいは同時に制御するこ とができ、 よ り適切なパルスの 制御を行う こ とができる。 [0169] また、 記憶手段 1 0 は、 上記のブログラムデータの他に、 加工中における加工要求の変更に応じて変更されるプログラ ムデータを記憶するものであってもよい。 たとえば、 加工プ ログラムの所定ブロ ッ クが終了したと きに加工要求が変更さ れるよ う に N Cプログラムを作成すれば、 上記所定ブロ ッ ク が終了したと きに、 変更された加工要求に対応する新たなプ ログラムデータが記憶手段 1 0 に記憶される。 また、 加工の 進行に伴なつて、 N Cが加工深さ、 液処理状態等を検出し、 その検出結果に基づいて加工要求を適切に変更し、 この変更 された加工要求に対応する新たなプログラムデータが記憶手 段 1 0 に記憶される。 または、 加工中に、 作業者自身が加工 要求を変更する場合には、 その変更された加工要求に対応す る新たなプログラムデータが記憶手段 1 0 に記憶される。 さ らには、 ォブ時間を延々 と長く する必要がある という診断結 果が出る等の場合には、 実際の加工要求と診断結果とがー致 せず、 このどきには、 その診断結果を C P U 1 にフ ィ ー ドバ ッ ク し、 プログラムデータを変更する。 このと きにも、 その 変更された加工要求に対応する新たなプロ グラムデータが記 憶手段 1 0 に記憶される。 この場合、 通常のフ ィ ー ドバッ ク 制御でも よ く 、 フ ァ ジー制御を応用してもよい。 [0170] 上記実施例は、 電気加工についてのものであるが、 レーザ 加工、 モータ制御等、 電気加工以外に使用されるパルスを発 生する装置に適用するこ とができる。 [0171] 次に、 電流波高値 I Pを制御しながら放電加工する場合の 実施例について説明する。 [0172] 第 1 1 図は、 第 1 図に示す実施例に、 電流波高値 I pをも 制御する こ とができる機能を付加した実施例を示すブロ ッ ク 図である。 [0173] なお、 第 1 1 図以下において、 符号の末尾に付いている 「 i 」 は、 電流波高値 I pを制御する機能をも有するこ とを 意味し、 オ ン時間とオフ時間とを制御する点に関しては、 「 i 」 が付いている符号を有する部材と、 その符号から 「 i j を除去した符号を有する部材とは同じである。 [0174] パルス発生装置 2 i は、 基本的にはパルス発生装置 2 と同 じであるが、 電流波高値 I Pをも制御するこ とができる機能 が付加されている。 記憶手段 1 0は電流波高値 I pの初期値 をも出力し、 診断装置 2 0 i は、 I P用の診断信号をも出力 する。 演算手段 3 0 i は、 診断の結果に基づいて、 パルス幅 を変更制御する と と もにパルスの電流波高値 I Pを変更制御 するパルス制御論理回路を有する。 電気加工用パルスを連続 的に発生するパルス発生手段 4 0 は第 1 図に示すものと同じ である。 [0175] パルス発生装置 2 i は, C P U 1 と同様の C P U l i 力 ら ア ド レス とデータ と ライ 卜イネ一ブルとを受け、 上記ア ド レ スとそのデータ との具体例は、 第 3図と第 1 2 図と に示して ある。 なお、 第 1 2 図 ( 1 ) 、 ( 2 ) 、 ( 3 ) は、 電流波高 値 I pを制御するこ とによって追加されたプログラムデータ の例を示す図である。 [0176] 記憶手段 1 0 i は、 ライ ト イ ネ一ブル信号を受けた と き に、 C P U 1 i から受けたオン時間初期値データ と、 オフ時 間初期値データ と、 電流波高値 I Pの初期値と、 プログラム データ とを記憶する多数の レジスタで構成されている。 診断 装置 2 0 i は、 検出情報選択手段 2 1 i と、 閾値設定手段 2 2 i と、 チユ ッ クパルス発生手段 2 3 i と、 検出停止信号 発生手段 2 4 と、 判断手段 2 5 i とを有している。 [0177] 検出情報選択手段 2 1 i は、 パルス発生装置 2 i の外部か ら入力された複数の検出情報のうちの 1 つを選択する手段で あ り、 その具体例を第 1 3図 ( 1 ) に示してある。 [0178] 閾値設定手段 2 2 i は、 上記選択された検出情報に関する 閾値 (検出基準値) を設定し、 検出情報がその閾値以上であ る場合を良 (または不良) とみなす評価信号を出力する と と もに、 選択された検出情報がその設定された閾値以上である 場合を加工中 (または加工中ではない) とみなす加工開始評 価信号を出力する手段であ り、 その具体例を第 1 3図 ( 1 ) に示してある。 [0179] チェ ッ クパルス発生手段 2 3 i は、 加工開始評価信号の立 上 り (またはゲー ト信号の立上り ) から、 オン用チェ ッ クパ ルスとオフ用チェ ッ クパルス とを発生する位置までの夕イ ミ ングを制御する手段であ り 、 加工状態のどの位置を検出する かを決めるオ ン用チェ ヅ クパルス、 オフ用チェ ヅ クパルス、 I P制御のチェ ッ クパルスを発生させる手段であ り 、 その具 体例を第 1 3 図 ( 2 ) に示してある。 [0180] 判断手段 2 5 i は、 評価信号、 チユ ッ クパルス、 検出停止 信号に基づいて加工状態の診断結果を示す診断信号を、 オン 時間、 オフ時間毎に発生する手段である。 [0181] なお、 上記実施例では、 検出情報選択手段 2 1 i において 選択される検出情報、 閾値設定手段 2 2 i において設定され る閾値、 チェ ッ クパルス発生手段 2 3 i において設定される チェ ッ クパルスの発生タイ ミ ング、 判断手段 2 5 i における 診断信号、 演算手段 3 0 i によって出力されるオン時間の長 さ情報、 オフ時間の長さの情報、 電流波高値 I Pの大きさ情 報の全てがプロ グラム可能である。 [0182] 第 1 2 図 ( 1 ) において、 プログラムデータのうちで、 ァ ド レス 4 0 HEX に対応するデータは電流波高値 I pの初期値 であ り 、 この初期値を 1 2 ビッ トで定めてあ り 、 他のプログ ラムデータは、 電流波高値 I P制御の有無、 電流波高値 I P の増加幅、 減少幅、 上限値、 下限値、 制御の有無を設定する データで構成されている。 たとえば、 ア ド レス 4 2 HEX に対 応するデータは電流波高値 I Pの増加幅であ り 、 この増加幅 を 1 6 ビッ トで定めてある。 ア ド レス 7 6 HEX に対応する 1 ビッ 卜のデータは、 電流波高値 I p制御の有無を設定するデ —タであ り 、 その ビッ トを 「 0」 にセ ッ トする と、 電流波高 値 I P制御を実行する よ う にセ 、ソ 卜 され、 その ビ 、ソ ト を 「 1 」 にセ ッ トする と、 電流波高値 I P制御を実行しないよ う に設定される。 他のプログラムデータについても上記と同様 に設定される。 [0183] 第 1 2 図 ( 2 ) 、 ( 3 ) は、 上記実施例において、 C P U 1 i から記憶手段 1 0 i を介して診断装置 2 0 i に転送され るプログラムデータの例を示す図表である。 [0184] 第 1 2図 ( 2 ) に示すプログラムデータは、 電流波高値 I P制御において、 制御モー ドの選択、 F信号の連続数設定、 B信号の連続数設定、 基準値判断モー ドにおけるサンブリ ン グ数設定、 F信号の基準値設定、 B信号の基準値設定、 増加 制御における判断モー ドの設定、 減少制御における判断モー ドの設定、 リ セ ッ ト制御における判断モー ドの設定、 チェ ヅ ク パルス位置の設定で構成されている。 なお、 第 1 2 図 ( 2 ) に示す各設定は、 基本的には、 第 3 図 ( 3 ) に示す各 設定と同じである。 [0185] 第 1 2 図 ( 3 ) に示すプログラムデータは、 電流波高値 I P制御において、 閾値、 検出情報の選択、 閾値以上のレベル の評価の設定を行なうデータである。 なお、 第 1 2 図 ( 3 ) に示す各設定は、 基本的には、 第 3 図 ( 4 ) に示す各設定と 同 じである。 [0186] 第 1 3 図 ( 1 ) は、 電流波高値 I pをも制御する実施例に おける検出情報選択手段 2 1 i 、 閾値設定手段 2 2 i の一例 を示す回路図である。 [0187] 検出情報選択手段 2 1 i は、 検出情報選択手段 2 1 にセ レ クタ 2 1 cが付加されたものであ り 、 セレクタ 2 1 cは、 第 1 2 図 ( 3 ) に示すプロ グラムデータ中のア ド レス B E HEX に対応するデータ (セ レク ト信号) に応じて、 電流波高値 I P制御用 と して、 ポー ト Aの検出情報またはポー ト Bの検出 情報を選択、 出力するものである。 ポー ト A、 ポー ト Bは、 加工状態を示す検出情報を出力する入力端子である。 [0188] 閾値設定手段 2 2 i は、 閾値設定手段 2 2 に比較器 2 2 e 、 2 2 f が付加されたものであ り 、 比較器 2 2 eは、 検出 情報選択手段 2 1 i からの検出情報 (上記実施例の場合は、 極間電流) と、 電流波高値 I P制御用の閾値 (ア ド レス B 2 H E X に対応するデータ) とを比較し、 その閾値よ り も検出情 報の値が大きいと きに 「 1 」 を出力するものであ り 、 セ レク タ 2 2 f は、 ア ド レス C 8 HEX に対応するデータ (電流波高 値 I P制御用閾値以上の極間電電流についての評価を定める データ) に応じて、 そのと きの極間電流が電流波高値 I p制 御用の閾値以上である場合に、 良とみなす評価信号 「 1 」 、 または不良とみなす評価信号 「 0」 を出力する ものである。 第 1 3 図 ( 2 ) は、 電流波高値 I pをも制御する実施例に おけるチェ ッ クパルス発生手段 2 3 i の一例を示す回路図で ある。 [0189] チヱ ッ クパルス発生手段 2 3 i は、 チユ ッ クパルス発生手 段 2 3 に、 カ ウ ンタ 2 3 f と比較器 2 3 g とを付加したもの でめな。 [0190] 比較器 2 3 gは . カ ウ ンタ 2 3 f のカ ウ ン ト値が I p制御 のチェ ッ クパルス位置デ一夕 (ア ド レス 5 C HEX に対応する データ) と一致したと きに、 I p制御のチェ ッ クパルスを出 力する ものである。 [0191] なお、 判断手段 2 5 i は、 オン時間制御用判断手段 5 0 と オフ時間制御用判断手段 6 0 と I p制御用判断手段 (図示せ ず) と で構成され、 I P制御用判断手段は、 オン時間制御用 判断手段 5 0 と 同様の回路構成を有する。 また、 演算回路 3 0 i は、 オン時間演算回路 7 0 とオフ時間演算回路 8 0 と 電流波高値 I P演算回路 (図示せず) とで構成され、 電流波 高値 I p演算回路は、 オン時間演算回路 7 0 と同様の回路構 成を有する。 [0192] 第 1 3 図 ( 3 ) は、 パルス発生装置 2 i が出力するパルス 波形と I Pの高さ情報と に基づいて、 放電パルスを形成する スィ ツ チング回路の一例を示す図である。 [0193] すなわち、 この回路には、 I pの高さ情報を解読するデコ ーダ D と、 このデコーダ Dの出力信号である I p l 信号、 I [0194] P 2信号、 I P 3信号、 、 I p n信号のう ちの 1 つと パルス波形の信号とを入力する複数の A N D回路と、 各 A N D回路の出力信号によってオンする トラ ンジスタ と、 この 卜 ラ ンジス夕の コ レク タ に接続された抵抗とが設け られてい る。 上記 ト ラ ンジスタの 1 つ と抵抗 1 つとで構成される直列 回路が互いに並列に接続され、 これら直列回路が放電ループ に直列に接続されている。 なお、 上記抵抗の値は、 対応する I P 1 信号〜 I P n信号に応じて定められ、 I Pの値を規制 する。 [0195] 次に、 電流波高値 I Pをも制御する実施例 (第 1 1 図〜第 1 3図に示す実施例) の動作について説明する。 この実施例の動作は、 基本的には、 第 5 図に示すフローチ ヤー 卜の動作と同 じである。 ただし、 第 5図の S 5 0 におい て、 オン時間の長さ情報またはオフ時間の長さ情報の他に I Pの大きさ情報をもパルス発生手段 4 0 に送る点が第 5図と 異な り 、 この違いに応じて、 S 6 0 において、 パルス発生手 段 4 0がオン時間の長さ情報、 オフ時間の長さ情報に基づい てパルスを出力し、 第 1 3 図 ( 3 ) に示すスイ ッチング回路 力 s I Pの大きさを制御する。 [0196] なお、 第 8図にオン時間の制御例が示されているが、 電流 波高値 I Pをも制御する実施例においても これと同様の制御 を行う。
权利要求:
Claims' 請求の範囲 ( 1 ) オン時間の初期値とオフ時間の初期値と に基づいてパ ルスを連続的に発生させるパルス発生方法において、 所定の加工要求を設定し、 この設定された加工要求に応じ たプログラムデータを出力する段階と ; 上記プログラムデータに基づいて加工状態を診断し、 診断 信号を出力する診断段階と ; 上記診断信号ど上記プログラムデータ とに基づいて、 上記 オン時間の長さ情報または上記オフ時間の長さ情報を制御す る長さ情報制御段階と ; 上記オン時間の長さ情報または上記オフ時間の長さ情報に 基づいてパルスを発生する段階と ; を有する こ とを特徴とするパルス発生方法。 ( 2 ) 請求項 ( 1 ) において、 上記加工状態を示す検出情報を複数設定し、 この複数の検 出情報の中 ら、 少なく と も 1 つの検出情報を選択する選択 段階をも有するこ とを特徴とするパルス発生方法。 ( 3 ) 請求項 ( 1 ) において、 上記診断段階は、 上記選択された検出情報を評価して評価結果を出力する段 階と ; 上記評価結果を検出する段階と ; 上記検出された評価結果を判断する段階とで構成され、 上記長さ情報制御段階は、 上記判断に基づいて上記オ ン時 間の長さ情報またはオフ時間の長さ情報を制御する段階であ る こ とを特徴とするパルス発生方法。 ( 4 ) オン時間の初期値とオフ時間の初期値と に基づいてパ ルスを連続的に発生させるパルス発生装置において、 加工要求に応じてパルス発生方式を変更するプログラムデ ータを記憶する記憶手段と ; 上記プロ グラムデータに基づいて加工状態を診断し、 診断 信号を出力する と と もに、 上記プログラムデータに応じて上 記診断のアルゴ リ ズムを変更可能な診断手段と ; 上記診断信号と上記プログラムデータ と に基づいて、 上記 オ ン時間の長さ情報または上記オフ時間の長さ情報を制御す る長さ情報制御手段と ; 上記オン時間の長さ情報または上記オフ時間の長さ情報に 基づいてパルスを発生する手段と ; を有する こ とを特徴とするパルス発生装置。 ( 5 ) 請求項 ( 4 ) において、 上記記憶手段は、 加工中における加工要求の変更に応じて 変更されるプロ グラムデータをも記憶する ものである こ と を 特徴とするパルス発生装置。 ( 6 ) 請求項 ( 4 ) において、 上記診断手段は、 上記加工状態を示す検出情報の中から、 少なく と も 1 つの 検出情報を選択する検出情報選択手段と ; 上記選択された検出情報を評価して評価結果を出力する閾 値設定手段と ; 上記評価結果を検出するチェ ッ クパルスを発生するチェ ッ クパルス発生手段と ; 上記評価結果を検出しない範囲を指定する検出停止信号発 生手段と ; 上記検出された評価結果を判断して、 加工状態の診断結果 を出力する判断手段と ; を有するこ とを特徴とするパルス発生装置。 ( 7 ) オ ン時間の初期値とオフ時間の初期値と波高値電流の 初期値と に基づいてパルスを連続的に発生させるパルス発生 方法において、 所定の加工要求を設定し、 この設定された加工要求に応じ たプログラムデータを出力する段階と ; 上記プログラムデータに基づいて加工状態を診断し、 診断 信号を出力する診断段階と ; 上記診断信号と上記プロ グラムデータ とに基づいて、 上記 オ ン時間の長さ情報、 上記オフ時間の長さ情報または上記波 高値電流情報を制御する情報制御段階と ; 上記ォン時間の長さ情報、 上記オフ時間の長さ情報または 上記波高値電流情報に基づいてパルスを発生する段階と ; を有するこ とを特徴とするパルス発生方法。 ( 8 ) 請求項 ( 7 ) において、 上記加工状態を示す検出情報を複数設定し、 この複数の検 出情報の中から、 少なく と も 1 つの検出情報を選択する選択 段階をも有するこ とを特徴とするパルス発生方法。 ( 9 ) 請求項 ( 7 ) において、 上記診断段階は、 上記選択された検出情報を評価して評価結果を出力する段 階と ; 上記評価結果を検出する段階と ; 上記検出された評価結果を判断する段階とで構成され、 上記情報制御段階は、 上記判断に基づいて上記オ ン時間の 長さ情報、 上記オフ時間の長さ情報または上記波高値電流情 報を制御する段階である こ とを特徴とするパルス発生方法。 ( 1 0 ) オン時間の初期値と オフ時間の初期値と波高値電流 の初期値と に基づいてパルスを連続的に発生させるパルス発 生装置において、 加工要求に応じてパルス発生方式を変更するプロ グラムデ 一夕を記憶する記憶手段と ; 上記プロ グラムデータに基づいて加工状態を診断し、 診断 信号を出力する と と もに、 上記プログラムデータに応じて上 記診断のアルゴリ ズムを変更可能な診断手段と ; 上記診断信号と上記プロ グラムデータ と に基づいて、 上記 オン時間の長さ情報、 上記オフ時間の長さ情報または上記波 高値電流情報を制御する情報制御手段と ; 上記オン時間の長さ情報、 上記オフ時間の長さ情報または 上記波高値電流情報に基づいてパルスを発生する手段と ; を有する こ とを特徴とするパルス発生装置。 ( 1 1 ) 請求項 ( 1 0 ) において、 上記記憶手段は、 加工中における加工要求の変更に応じて 変更されるプログラムデータをも記憶する ものであるこ とを 特徴とするパルス発生装置。 ( 1 2 ) 請求項 ( 1 0 ) において、 上記診断手段は、 上記加工状態を示す検出情報の中から、 少なく と も 1 つの 検出情報を選択する検出情報選択手段と ; 上記選択された検出情報を評.価して評価結果を出力する閾 値設定手段と ; 上記評価結果を検出するチェ ッ クパルスを発生するチエ ツ クパルス発生手段と ; 上記評価結果を検出しない範囲を指定する検出停止信号発 生手段と ; 上記検出された評価結果を判断して、 加工状態の診断結果 を出力する判断手段と ; を有する こ とを特徴とするパルス発生装置。
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同族专利:
公开号 | 公开日 EP0491958B1|1995-10-04| HK26296A|1996-02-16| EP0491958A1|1992-07-01| DE69113591T2|1996-03-28| DE69113591D1|1995-11-09| EP0491958A4|1993-02-24| US5408064A|1995-04-18|
引用文献:
公开号 | 申请日 | 公开日 | 申请人 | 专利标题
法律状态:
1992-01-23| AK| Designated states|Kind code of ref document: A1 Designated state(s): JP US | 1992-01-23| AL| Designated countries for regional patents|Kind code of ref document: A1 Designated state(s): AT BE CH DE DK ES FR GB GR IT LU NL SE | 1992-03-04| WWE| Wipo information: entry into national phase|Ref document number: 1991911367 Country of ref document: EP | 1992-07-01| WWP| Wipo information: published in national office|Ref document number: 1991911367 Country of ref document: EP | 1995-10-04| WWG| Wipo information: grant in national office|Ref document number: 1991911367 Country of ref document: EP |
优先权:
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